手のひらにのるほどの小さなそれは
わらって おねだりできるほど気軽な品物ではない。

もらっても二日もすれば棚の中で
他のなにやらに囲まれて 埋もれていくのは目に見えている。

本当にあれが欲しいの?
特にそれでないといやなわけじゃない。
でも手に入れるその困難さ故に。

あれが欲しいの。お願い。欲しいの。
探して。あれでないといやなの。

本当に欲しいものはもらえないのだから。

マイセン フィギュア 鳥を飼う少年のモチーフ。
高さ:12.5 幅:12
なにもかわらないよとその人は言う

今までとおなじとその人は言う。

実現できないかもしれないことを約束してしまったから
それをちょっと修正するだけ。

誠実でありたいから。
あなたが幸せでいてほしいから。

言葉の重みがちがう存在に 嘆いてみても仕方あるまい。

とりあえず 今は。それでも愛していると。

幸せ♪

2005年3月8日 恋愛
幸せなときは 何を見ても嬉しい。
今の私は何を言われても はいと答えてしまいそう・・

梁塵秘抄

2004年11月23日 恋愛
恋ひ恋ひて邂逅に逢ひて寝たる夜の夢は如何見る
 
さしさしきしとたくとこそみれ
 

ええ、祝日だというのに 逢えませんともっ
 
タイトルはある 詩の一節で
確かギリシャの女性のものだ。
確かなまえは サッフォーだっけ
ああ ものすごく怪しい w
彼女レズだったそうで
その経歴故か ふと思い出してしまった
12歳くらいのときに見た詩なので 出典はさだかではない。

昔から未練たらしい性格だった 

この詩だって あなたを手に入れられないのは
高い樹の上の果実と同じで手が届かないだけであって
決して忘れているわけでも
気にならないわけでも
求めていないわけでもない、
というような詩なのだ 

知ってるひとは 知ってるのだが
私の通称名は今昔物語の「深草の女」からとっているし
。o(ああ これも すげー未練たらしい)

未練たらしい 私としてはふと 
誰かさんを誰か説得してくれないかな 
などど思ってしまうわけです。 

もう 十分反省しました。二度としません。
ごめんなさい。
ごめんなさい。

そろそろ許してください。

ふゆのさくら

2004年11月2日 恋愛
おとことおんなが
われなべにとじぶたしきにむすばれて
つぎのひからはやぬかみそくさく
なっていくのはいやなのです
あなたがしゅろうのかねであるなら
わたくしはそのひびきでありたい
あなたがうたのひとふしであるなら
わたくしはそのついくでありたい
あなたがいっこのれもんであるなら
わたくしはかがみのなかのれもん
そのようにあなたとしずかにむかいあいたい
たましいのせかいでは
わたくしもあなたもえいえんのわらべで
そうしたおままごともゆるされてあるでしょう
しめったふとんのにおいのする
まぶたのようにおもたくひさしのたれさがる
ひとつやねのしたにすめないからといって
なにをかなしむひつようがありましょう
ごらんなさいだいりびなのように
わたくしたちがならんですわったござのうえ
そこだけあかるくくれなずんで
たえまなくさくらのはなびらがちりかかる

出典 新川和江 『地球よ』

愛がないと

2004年10月30日 恋愛
同じことをしているのに
吐き気がする
気持ちだけでなく カラダが反応するのを
必死に隠して

結局続けられなくなって
また今度って 
かなりわざとらしい 微笑で

洗っても洗っても
のどの奥にのこる 異物感がきえない
くりかえし くりかえし 襲ってくる嘔吐感に
ムリヤリ お茶でごまかして

ああ

にゃーん

2004年10月28日 恋愛
今日は一日 幸せでした
すごーく 幸せでした
蕩けるくらい 幸せでした

雲の上を歩いてるみたいです
幸せ♪ 
温泉に行ってきた
といっても いまどきの大味なスーパー銭湯みたいな温泉だ
プールっていうか スパを併設しているので
水着持参

夏休みなだけあって コドモがうようよ
おかーさんがたが多かったので
ぷにぷにお腹ナカマが多くて
ちょっと うれしかったり(それも涙・・)

流れるプールで
体を支えてもらいながら
流れに身をゆだねてみる 
慣れてないからなんか変な感じ w
んふ
にゃあんって鳴いてみた
おひざにのって 甘えてみた
まったくしょうがないなあって感じで
いつものように やさしくあやしてくれる・・・
やさしい語調で でも私が望む言葉はなかなか言ってはくれない。
追求しても 問い詰めても
やさしく微笑みながら 抱きしめて
いつの間にか はぐらかされてしまう
体をなでられながら 私は 猫のようにのどを鳴らして
いつしか 言葉を失っていく
ずううっと 抱きしめていてよ
目が覚めたら いつもそばにいてよ
おねだりを繰り返しながら 本当に望むものが見えないでいる

蜂蜜のようにねっとりとした 甘い空間の思い出は麻薬

♪ 今日のご飯
朝  お茶
お昼 モス ライスバーガー 金平
      サラダ
おやつ チョコレートケーキ
夜  うな重 鰻まき 肝吸い 
   水羊羹 ビール

鰻まき(鰻入り、玉子焼き)がひょうたん型だった
だしの加減がよくて おいしい♪
あんまり沢山 食べられないことを知っている相手だったので
ご飯茶碗使って 好きなだけ食べさせてもらう
(つまりうな重1/3くらいだ w)
相手はせいろ蒸しだったので
残り引き受けてくれたし♪
気の置けない相手とのご飯は楽でいいなあ
めがみさまといえば あの方を思い出す人も多いと思うが
まったく別の話で・・・というか 世間一般のめがみさまの話です。

幸運のめがみさまは 前髪しか生えてないそうで
後ろはというと ツルッパゲらしいです。
これは 通り過ぎてからはつかまらない・・・
ということらしいのですが、後ろツルッパゲの女神・・・
いくら幸運でもちょっと 引いちゃうのは私だけでしょうか

運命の女神さまが光臨したので
何か劇的に変化するかなあ と思っていたけれど
そうでもなく 日々が過ぎていく

むーん

本日のご飯

朝 お茶  2杯
  桃   1個
昼 マグロのたたきスモークしたホタテ添え
  香草のソース
  トマト入りのビシソワーズ
  カワハギとハマグリのバターソース
  枝豆とヤングコーンのサラダ
  フルーツ2種
  ソルベ
  コーヒー
夜 おすし 6貫ほど
  ピール

このところ しばらく 外食が続くので
おいしいけど 食べすぎになる日々
まあ 好意はありがたく・・・
代用だとわかっていても
つい 手をだしてしまう 根性なしの私・・・

モノの場合はともかくとして
ヒトの場合は・・・・

ああ いつか 刺されるな
いや 刺されればいっそ すっきりするんだろうけど
きっと それでも許してくれちゃったりするのかもしれないな・・
重くて 息苦しいのに でも 空虚だ

代用品だから空虚なのかと問えば
代用でないほうであれば
空虚でないという保証もなく

他人の人生に干渉して
私は何がしたいのだろう・・・